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- 自分でできる汚れ対策
ご家庭でも活かせるヒントあります!職場での衛生環境づくりに大切なポイント、お教えします。
感染対策Q&A
Q1 除菌が特に必要な部位はどこですか?
A 不特定多数の人が接触する部位である「接触頻度の高い部位(ハイタッチサーフェス)」の除菌は特に大切です。共用デスクやパソコン(キーボード)、ソファ、イス、ドアノブ、エレベーター、トイレ、洗面所、照明などのスイッチプレートなどが代表的なハイタッチサーフェスです。
Q2 床や壁は除菌したほうがいいですか?
A 床については細菌やウイルスを含んだ飛沫が落下している可能性があるため、定期的な洗浄・除菌や抗菌処理が望ましく、ワックス塗布の場合は抗菌ワックスなどもおすすめです。また壁面は、使用されている素材によっては拭き上げることが難しい場合もあり、オゾンなどによる除菌が適しています。
Q3 除菌の頻度の目安を教えてください。
A 接触頻度の高い部位は、できるだけ除菌を行うことが望ましいです。床や壁のような高頻度に手指が接触しない場所に関しては、ある程度コストがかかる作業となりますので、1~2ヶ月に1回程度実施されることをおすすめします。
Q4 手洗いの頻度とタイミングの推奨はありますか?
A トイレの後や外出先から戻ったとき、または不特定多数の方が高い頻度で触れるエレベーターボタンやスイッチプレートなどを触ったときは、こまめに手洗いをすることをおすすめします。
Q5 施設内の消毒・除菌・抗菌をする際の注意点は?
A 消毒剤や除菌剤、抗菌剤は、あらかじめ汚れ(有機物、手アカ、油脂など)を洗浄し、除去したうえで使用しないと効果が衰退します。見た目の美しさだけでなく、衛生を意識した「衛生清掃」を行うことが大切です。
Q6 消毒液が床に垂れても大丈夫?
A ハードフロア(ワックス使用の床)に消毒液が垂れると白濁する場合があります。これは消毒液の多くにアルコールやエタノールが含まれていて、ワックスが部分的に剥離してしまうからです。床用ワックスにはさまざまな種類がありますので、耐薬品性・耐アルコール性が強く、白濁しにくいワックスの使用をおすすめします。
Q7 靴底のウイルスを防ぐ方法はありますか?
A 不特定多数の人が来訪する施設などでは、出入口に除塵・抗菌・抗ウイルス効果のあるマットを設置するなどして、靴裏についた細菌やウイルスが含まれているホコリを取ることが望まれます。
長続きできるおそうじ計画を
全ての場所を毎日お掃除するのは、大変です。当然、長続きしません。
一度に全てやろうとせず、毎日お掃除する場所、週1回でいい場所、月1回念入りにする場所を計画し、長続きするようにしましょう。
毎日の掃除は大切で、20分程度でもいいから、習慣づけて行ないましょう。
軽い汚れは、即お掃除
長い間たまった汚れを掃除するのは、大変です。キッチンンジ周りの、油の汚れやふきこぼれの汚れは、即お掃除しましょう。時間がたつにつれて、簡単に落とせる汚れも、頑固な汚れに変わり、後始末が大変になります。
お掃除する材質には気をつけて
お掃除する場所の材質はいろいろあります。合板のフローリングや無垢の木、畳、ビニール素地の壁紙から塗り壁。全て同じ洗剤で同じ道具で掃除すればよいと言うわけではありません。
キチンのシンクをクレンザーで金たわしでごしごしして、傷を作れば白っぽくなり、元にには戻りません。必ず、お掃除する場所の素材に合わせて洗剤や道具を使いましょう。
上手につかいこなす、洗剤やお掃除道具
もし、洗剤や道具に困ったら、できるだけ影響が少なく、材質にやさしい洗剤や道具うぃお使って、少しずつお掃除して行きましょう。